3連休初日の土曜日。 ゴリさん午後出勤、アタクシ、ほんのり頭痛気味でダウン。 いってらっしゃいと送り出した後、ベッドへ直行。
ベッド独り占め━ヽ(*゚∀゚*)ノ━━!!!
ゴリさんも、今日は遅くならないって言ってたし。 発掘したご飯の美味しいワインバーへ行こうって言ってたし。 ってことは、夕方まで寝てて、着替えて出るまでは自由だーー
と。のんきに構えていたのですが。
携帯のバイブが何回か揺れて目を覚ますと。
おもいっくそ頭が痛い。
年に何度か奴は来る。 光とか音とかが目に入るダケで、杭を目にぶち込んだような痛み。 吐き気と、痛みと。 眼神経痛みだか、群発性頭痛だか、 なにやら難しい名前を言われたけど、兎に角痛いのよ。 なんせ、目と脳の距離は近く。 薬飲んでも効かないのね。 効かないから、規定量以上飲んじゃうんだけど(オイ 体はラリるだけで、頭の痛みはとれまへん。
ゴリさんと一緒のときになることは無かったため、 小話程度に話したことがあったきり。
いつもは、痛くなりかけのときに飲まないと後がひどい為、 薬を持ち歩いているのだが。 今回に限って一錠も無い。無い。無い。
ゴリ邸内を家捜ししても、 出てきたのは、呑み過ぎに効く薬だらけ。 そして何故か「コエンザイム10」 εε=====≡゙ヽ(#`Д´)っ┌┛
探し回ったため、余計に痛みが増してしまい。 やっとの思いで、ゴリさんにメールする。
++送信メール++++++++++++++
こめん あたまがはんぱなくいたいのでくすりたのむ
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あのですね、あのですよ。 光が入るだけで痛いと先に申しましたように。 真昼間でさえ、携帯のライトは辛い。
これだけ打って、送信ボタンを押して果てる。
ここから、時間軸が曖昧になっていく。
次に目を覚ましたのも、やっぱりゴリさんからのメール受信バイブ。 何通か、送ってきてくれてるらしく、 が、携帯に手を延ばす力は既に無く。 了解とか、そこらへんだろうと、其の侭ネコける。
気がついたら、20:00過ぎ。 ゴリさんが帰宅するよと言っていた18時から2時間が過ぎていて。 ああ、結局何かにつかまって遅くなるな、と判断。 やっとこさ、携帯を開いて。 開いた瞬間に飛び込んでくる光に呻き。 一文字一文字読んでいったら、 どうやら、帰るよとメールをしてきたのは17時過ぎ。 薬了解、と送ってきたのが直後。
で、今、20:13。 おおい、薬局が閉まってしまう、、 流石に、夜中神経をラリらせないで痛みと戦う気力は無い。
++送信メール++++++++++++++
みせがしまっちゃうので、かいにいきます
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ここからが、真剣勝負だった。涙目。 弱い光で着替えて。 弱い光でメイクをして。
外に出たら、光の渦。
たとえばコンビ二。そして自動販売機。 地面がタイルだったら、反射光。
痛いほうの目を抑えて、地面のタイルだけを頼りに歩く。
途中何度も何度もかばんの中で、 携帯がガシガシ震えている感触はあるものの。 右足動かす、次は左足、 何歩目かで距離を測るために目をあけて、信号機までみる。 こんな状況のアタクシに、 携帯とって「もしもしぃ〜?」なんて出来ないの。出来ないのよ。
薬局に駆け込んで、薬ゲットして、 近くのカフェバーになだれ込んで薬飲み。 兎に角、ゴリさんに、現在地を教えるため携帯を開いたら、 なんとまぁ近くにいるとの事。
カフェバーの名前を打ち込んで再度送信。
カウンターに突っ伏して死んでたアタシを見つけて 肩をツンツンとしてきたゴリさん。 (あたしはウンチ君じゃない。)
初めてアタシが光拒絶状態に陥るのを見て。 覚悟はしていたらしいのだけれども(それは初耳だった。) 帰ってくる道中、何が必要なのかあれこれと考えまくったらしい。
兎に角。薬はもう飲んだから、ある程度は大丈夫であることと。 何もお腹に入れていないので、何か入れたいこと。 折角楽しみにしていたのだから、ワインバーへ行こうと、告げた。 照明が暗い場所なら、ラクだしさ。
本当に大丈夫なの?と心配そうに覗き込むゴリさん。 薬が効いてきて、もう大丈夫と笑いかえすアタシ。
痛いんだけどな。
規定の2倍飲んじゃってるけどな。
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