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2007年02月10日(土)   長文。  

3連休初日の土曜日。
ゴリさん午後出勤、アタクシ、ほんのり頭痛気味でダウン。
いってらっしゃいと送り出した後、ベッドへ直行。

ベッド独り占め━ヽ(*゚∀゚*)ノ━━!!!


ゴリさんも、今日は遅くならないって言ってたし。
発掘したご飯の美味しいワインバーへ行こうって言ってたし。
ってことは、夕方まで寝てて、着替えて出るまでは自由だーー


と。のんきに構えていたのですが。


携帯のバイブが何回か揺れて目を覚ますと。


おもいっくそ頭が痛い。



年に何度か奴は来る。
光とか音とかが目に入るダケで、杭を目にぶち込んだような痛み。
吐き気と、痛みと。
眼神経痛みだか、群発性頭痛だか、
なにやら難しい名前を言われたけど、兎に角痛いのよ。
なんせ、目と脳の距離は近く。
薬飲んでも効かないのね。
効かないから、規定量以上飲んじゃうんだけど(オイ
体はラリるだけで、頭の痛みはとれまへん。



ゴリさんと一緒のときになることは無かったため、
小話程度に話したことがあったきり。



いつもは、痛くなりかけのときに飲まないと後がひどい為、
薬を持ち歩いているのだが。
今回に限って一錠も無い。無い。無い。


ゴリ邸内を家捜ししても、
出てきたのは、呑み過ぎに効く薬だらけ。
そして何故か「コエンザイム10」
εε=====≡゙ヽ(#`Д´)っ┌┛


探し回ったため、余計に痛みが増してしまい。
やっとの思いで、ゴリさんにメールする。



++送信メール++++++++++++++

こめん
あたまがはんぱなくいたいのでくすりたのむ

+++++++++++++++++++++++++



あのですね、あのですよ。
光が入るだけで痛いと先に申しましたように。
真昼間でさえ、携帯のライトは辛い。



これだけ打って、送信ボタンを押して果てる。





ここから、時間軸が曖昧になっていく。







次に目を覚ましたのも、やっぱりゴリさんからのメール受信バイブ。
何通か、送ってきてくれてるらしく、
が、携帯に手を延ばす力は既に無く。
了解とか、そこらへんだろうと、其の侭ネコける。




気がついたら、20:00過ぎ。
ゴリさんが帰宅するよと言っていた18時から2時間が過ぎていて。
ああ、結局何かにつかまって遅くなるな、と判断。
やっとこさ、携帯を開いて。
開いた瞬間に飛び込んでくる光に呻き。
一文字一文字読んでいったら、
どうやら、帰るよとメールをしてきたのは17時過ぎ。
薬了解、と送ってきたのが直後。


で、今、20:13。
おおい、薬局が閉まってしまう、、
流石に、夜中神経をラリらせないで痛みと戦う気力は無い。



++送信メール++++++++++++++

みせがしまっちゃうので、かいにいきます

+++++++++++++++++++++++++


ここからが、真剣勝負だった。涙目。
弱い光で着替えて。
弱い光でメイクをして。


外に出たら、光の渦。


たとえばコンビ二。そして自動販売機。
地面がタイルだったら、反射光。



痛いほうの目を抑えて、地面のタイルだけを頼りに歩く。



途中何度も何度もかばんの中で、
携帯がガシガシ震えている感触はあるものの。
右足動かす、次は左足、
何歩目かで距離を測るために目をあけて、信号機までみる。
こんな状況のアタクシに、
携帯とって「もしもしぃ〜?」なんて出来ないの。出来ないのよ。



薬局に駆け込んで、薬ゲットして、
近くのカフェバーになだれ込んで薬飲み。
兎に角、ゴリさんに、現在地を教えるため携帯を開いたら、
なんとまぁ近くにいるとの事。


カフェバーの名前を打ち込んで再度送信。



カウンターに突っ伏して死んでたアタシを見つけて
肩をツンツンとしてきたゴリさん。
(あたしはウンチ君じゃない。)



初めてアタシが光拒絶状態に陥るのを見て。
覚悟はしていたらしいのだけれども(それは初耳だった。)
帰ってくる道中、何が必要なのかあれこれと考えまくったらしい。



兎に角。薬はもう飲んだから、ある程度は大丈夫であることと。
何もお腹に入れていないので、何か入れたいこと。
折角楽しみにしていたのだから、ワインバーへ行こうと、告げた。
照明が暗い場所なら、ラクだしさ。



本当に大丈夫なの?と心配そうに覗き込むゴリさん。
薬が効いてきて、もう大丈夫と笑いかえすアタシ。



痛いんだけどな。



規定の2倍飲んじゃってるけどな。






▲ 押すと文字が変わります ▲


薬飲んでラリってれば、そりゃ普通の人は怒る。
規定量無視してザラザラと飲んでいたら、更に怒る。
そんなに飲んだら体壊すという。




アタシだって飲みたくて飲んでるんじゃない。




上記の事を、頭痛いMAXの時に言われるのが多かったため、
言い返す気力も起きず、悔しくて涙が出たりして更に痛くなって。


自然と、痛いときは、コソコソと対処するようになってしまっていた。
幸い、年に2回とか3回とかだし、ね。
暗い場所を見つけて静かにして、
唯一、理解してくれていたTには、腕を借りたことがある。
(会社帰り、1人では歩けなくなるため。)



ので、ゴリさんには知られたくなかったというのが本音。
出来ればゴリ邸にきているときは、起きないでほしいと思っていた。


薬を忘れたあたしがいけないし。
仕事だというのに、ゴリさんを途中で切り上げて
帰らせてしまう羽目になってしまい。
大変な時期だって重々わかっていた、から、
何とかがんばりたいと思いつつ其れでも甘えてしまった自分が嫌で。
情けないやら、悔しいやら、で。


でも。ゴリさんの顔を見たら、とても安心したのも事実で。
ブワーっと涙が溢れてきたのも事実で。


もう大丈夫だと思ってしまったのも事実で。



真剣に自分の体が少しでもよくなるように
向き合わなきゃいけないと、思った。





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