きっと どこかで
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数ヶ月前から、担任の先生とも相談して、今まで、標準量より少ない量しか飲んでいなかった「リタリン」を増量して、飲む回数も増やしていました。
お医者さんの方からは、増やして効果が出るか、調べるから、担任の先生にアンケートを書いてもらうように言われていたので、1ヶ月ごとに、書いてもらっていました。
最初の1ヶ月。朝半錠だったのを1錠に増量。なおかつ、昼も半錠飲ませる事に。担任の先生に書いてもらったアンケート結果を、お医者さんに見せました。「うーん、あまり変わってないけど、そんなに悪くもないな」そんな感じの話だったかと思います。担任の先生からも、「お薬の量を増やしても、あまり変わらないようです」との話を聞きました。
それを踏まえて、次の1ヶ月。朝1.5錠に増量。昼の、半錠は継続して飲ませることに。そして、飲ませる時間を、昼食後から、3校時が終わってからに変更。朝飲んだ薬の効き目が切れる前に飲ませるという事に。
しかし、その頃から、ユウに異変が。朝になると腹痛を訴える日が続きました。しかたなく学校も休ませ、病院に連れて行くが、原因はわからず。お医者さんと相談し、1ヶ月、薬を中断することにして様子を見ることに。腹痛は長く続き、念の為、総合病院で検査をしてもらったが異常なし。
その後、(1ヵ月後)再び、薬服用を再開したのだが、またしても、腹痛、吐き気、食欲不振などの症状が表れた為、家族とも相談し、薬の服用を中止することとしました。ユウの身体に悪影響が出るような薬を、無理して飲ませることもないだろうということで。
薬を中止して2日後、またしても腹痛・・。たまたま私が休みの日だったので、電話帳で見つけた、子供も診てくれると書いてある心療内科へ連れて行きました。待合室には、「LD」「自閉症」「AD/HD」など、ユウに関連のある診断名についてのパンフレットが置いてありました。ここは、ユウのような子供も診てくれるところなのかも・・とちょっと安心。
ユウ、私の二人で診察室へ入りました。中には、女の先生(医師)が一人いるだけ。でも、ユウの話はじっくり聞いてくれました。ユウの悩み・・、学校で勉強をすること、家でも宿題をすること、そういう事がストレスなんだと、そこで初めて、ユウは話しました。
勉強がストレスと言ってもねえー。そんな、好きでやってる子供ばかりじゃないでしょ。ユウの場合は、あまり勉強する必要性を感じないのかな。学校の勉強は、ある程度やっておいたほうが、社会に出てから、いいと思うよ。でも、ストレスと感じるほどなら、加減しなきゃいけないのかもね、そんな話をユウとしました。
先日話した、障害児学級に移動するという話も、プレッシャーになっているのかもしれません。障害児学級の事は、あの後、そういう学級に通っている親御さんに話を聞いたり、教育委員会に電話で聞いたりしたので、ある程度、私は分かってきたのですが。そう悪い話でもないような気もしました。先生がユウの為に一人手配されるということから考えても、今までしてもらえなかった、支援もしてもらいやすくなるかもしれません。障害児学級に入るといっても、状態がよければ、ほとんどを、通常の学級で過ごすということも多いのだそうで、そういうのであれば、いいお話ですよねえ。ただ、ユウの為につく、という先生が、ユウの障害について、理解のある方でないと、効果は期待できません。そのあたりがちょっと、私の中では、ネックになってはいるんですが。
とりあえず、今のところは、様子を見るということですが、夏休み前くらいまでには、ある程度決めておきたいと、担任の先生は言っておられたので、来月ある、三者懇談では、こういう話も出るのかなあと思うと、ちょっとなあ・・。
本人の考えもあるだろうしねえー。今は、学校での状態はいいだけに、本人は今の状態の継続を希望している様子だけどね。まわりが手を焼いているのには、あまり感心がないんだよね。しかたないか、そういう障害なんだから・・。
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